2024/06/25
日記
先月歴史家・作家である加来耕三氏の講演を聞く機会がありました。
題目は「軍師黒田官兵衛から学ぶ 戦略思考の要諦
~戦国の世の情報戦に講じた秘策とは?~
官兵衛最大の功績は、明智光秀による本能寺の変のあと、秀吉の「中国大返し」を成功させたことでしょう。数えれば、本能寺の変からわずか11日後のことでした。これが歴史の結果です。
問題は、わずか1週間程度でおよそ200キロもの距離を移動させる中国大返しが、なぜできたのかということです。このようなことはあの時代、普通はできないことです。
秀吉が率いた中国方面軍は2万7500でしたが、うち秀吉の直属の家臣団は5000しかいませんでした。残りは織田信長軍に負けて従うこととなった者たちでした。中国方面軍は、かつて敵だった人間を含む混成部隊だったのです。
目前には2万5000の毛利軍がいます。さらに背後の畿内には、1万7000とも1万2000ともいわれる明智光秀の軍勢がいました。
では、このような状況でどうすれば中国大返しができるのでしょうか。
官兵衛はまず、自軍内に噂を流しました。「秀吉様が光秀を討ったら、上様(信長)に代わって秀吉様が天下を取る。秀吉様が天下を取ったら、将校は大名に、足軽は将校になれるぞ。こんなすごいことがあっていいものか」という噂を流したのです。
人間は、同時に2つの道が示されると、暗いほうより明るいほうを取るものです。秀吉の首を取ってどちらかに走るという暗い道と、自分の力で階段を駆け上り、未来を切り開くという明るい道の2つがあれば、明るいほうを選択するでしょう。
かつて敵だった者も、みなその話に乗ったからこそ、中国大返しは考えられないほど凄まじい速さでなされたのです。秀吉が鞭を振るって「走れ、走れ」などとやってはいませんでした。みな自発的に「己の欲」で走ったのです。これが、中国大返しの成功した大きな理由です。 引用:日経ビジネスhttps://business.nikkei.com/atcl/plus/00031/101100013/
経営にも大いに役に立つ話だと思いました。
☆所長山谷の芸能活動
YouTube出演 【なまでゴチャゴチャいっちゃって!】
YouTube出演 【ロードヒーティングの税理C!】
ライブ出演予定 代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランライブ
6月24日(月)、7月8日(月)
開場 19:00 開演 19:30 料金1000円(別途1ドリンク500円~)
場所 Space Art Studio 札幌市中央区南7条西4丁目第2北海ビル アバンティ7F
駅前通り沿い 1階に串鳥さんが入っているところです